NO.1
ピアニスターHIROSHI
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ピアニスターHIROSHI こと吉田洋です。
JCAAホームページ開設に際し、いきなり「今月の作家」として、登場させていただく名誉にあずかった以上は、ズバリはっきり、本音を言わせていただきます。すなわち、

もっと早く、少なくとも150〜200年前に生まれて来たかった!!

というのも、当時は、かの天才モーツァルトやベートーヴェンだって、「誰それさんの主題による変奏曲」なる楽譜を堂々と胸を張り、オリジナル作品として出版。それが編曲ではなく作曲の業績として、音楽史の文献でも高く評価されているのです。

だったらピアニスターの得意芸“演歌とクラシックの融合合体同時演奏”だって、変装?もとい変奏の一種には違いないのですから、オリジナルとして認められても、不思議はないはず。いいな、いいなあ!
HIROSHI 作曲「都はるみの主題によるショパン、ん?」
HIROSHI 作曲「アイネ・クライネ“スーダラ”ムジーク」かあ・・・。

三日に一度は演奏会で弾いているから、その都度、著作権使用料がザックザク!そうしたら、紅白の小林さんや美川さんにも負けない豪華な衣装をバンバン仕立てて、目にも楽しいピアノ・エンターテイメントをもっともっと、極められるのになあ!

しかし現実には、私をJCAAに紹介くださった竹村次郎先生が作られた、かの「伊勢崎町ブルース」イントロ・フレーズでさえ、メイン・パートのメロディじゃないばっかりに編曲扱いですからねえ・・・。

編曲というより“変曲”ね!などと巷で言われる私のアレンジが、正当な著作活動として認められるのは、まだまだ先のこと・・・おそらくは22世紀?

仕方がないので今年は少し、れっきとした“ゼロからの作曲”にも、精を出さなくては! といってもまあ、作って曲げれば“作曲”だわナ。

というわけで、作曲物も編曲物も変曲物も収録した過去3枚のアルバムはもちろんのこと、生のライブ演奏も是非一度、聴いて“魅て”ください!


(プロフィール及び活動情報)

ピアニスターHIROSHI〜本名・吉田 洋

ピアニスト、スターになったら“ピアニスター”とはこれいかに?なるキャッチフレーズの下、独自のピアノ・エンターテイメントを展開。特に“右手で演歌、左手でクラシック”の同時演奏やバラエティに富んだメドレー編曲には定評があるが、センシティブなオリジナル・ピアノ作品も数多い。1986年、東京芸術大学楽理科卒。

本年7月7日、3回目の東京文化会館大ホールでのリサイタル開催。その他、全国各地でのコンサート情報等は TEL03-3354-8500 サンミュージック後援会まで。
アルバム
「展覧会のエッ?!」KICC239
「新・動物の謝肉祭」KICC270
「HIROSHI WORLD GOLDIES」KICC319
いずれもキングレコードより発売中

著作
「音楽の意外な真相」リットーミュージック
「鍵盤フィットネス」リットーミュージック
「CD付・かんたん作曲講座」ナツメ社etc.,

主なテレビ出演番組
テレビ東京系「タモリの音楽は世界だ!」「誰でもピカソ」
フジテレビ系「平成教育委員会」「笑っていいとも!」
テレビ朝日系「新・題名のない音楽会」「徹子の部屋」
NHK「土曜インタビュー」「スタジオパークからこんにちは」
TBS系「アッコにおまかせ」「ニュースの森」
日本テレビ系「ルックルックこんにちは」「ぶらり途中下車の旅」etc.,
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