《蔵出し》 こ・ら・む はねけん総集編 〜羽田健太郎氏を偲ぶ〜平成9年JCAA JOURNAL第9号より


平成9年JCAA JOURNAL第9号より

 私が愛読している週間文春に「抱腹・立腹」というコラムがあるが、このコーナーは数ある雑誌の中でも出色の出来を見せている。先日も札幌へ向かう機内で神津カンナさんがお母様の中村メイコさんの大いなる勘違いと題して書かれていたが、あまりのおかしさに椅子から転げ落ちる位であった。お読みに成った方もおられる事とは思いますがその幾つかをここに再現してみます。

その1)

メイコさんがずっとお若いころ歌のレッスンに通う事になり、初めて行った先生のお宅、Pianoの前で、声域を調べるという時の事。 

先生 「上は兎も角として下はどの辺まで出るの?」

メイコ 「はあ?したですか?」

先生 「そう。下がどれだけ出るかという事が声楽にとって非常に大切なんです。」

その直後メイコさんは思いっきり舌をベロ〜ンと出したんだそうです。

その2)

 さて結婚が決まりお嫁入りの準備、心構えなど数々修行中の頃の事。作法や、しきたり、色々難しい用語が出てきます。あれも、これも覚えなくてはという中で長い事メイコさんは「排卵日」を「入いらん日」と勘違いされていたのだそうでした。

Triple PianoのConcertでもお客様からのリクエスト「Over the Rainbow」を我が前田憲男氏は「大前田英五郎?そんな曲あったっけ?」

 佐藤允彦氏は楽屋に挨拶に見えた主催者の言葉「今日はどなた様にも御満足頂けるConcertになると確信しています。」と、話のあと直ぐ、「ハネケン!今日はどなた様にも5万ずつ頂けるConcertだってよ。やったね!」あんな耳の良い人が何で?と、思っているうちに舞台監督が楽屋をノック!「済いません!本番は5分押しでお願いします。」すかさず佐藤氏はこう云った。「ハネケン!さっき5万ずつ頂けるって聞いたけどダメだよ!御奉仕(5分押し)だってさ!」

おあとが、よろしい様で!!!

P.S.JCAAの理事という立場にありながら何時も会議に出られず本当に申し訳無く思っています。こんな事をいっては何ですが現在年間150本位のConcertを抱えていて日本中を飛び回っております。週の4〜5日は東京駅の新幹線ホームか羽田空港に通っている状態です。来年の4月以降は少し営業を減らして会の為にお役に立てる様努力をする積もりでおりますので何とか御理解して頂きたいと思っております。