NO.41
塚山エリコ
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こんにちは、初めまして。塚山エリコと申します。
音楽のプロになってからの芸歴だけは、ウン十年(汗・笑)と長いのですが、「ささやかに」末席で作家活動をやらせていただいてる者でございます。以後どうぞ、よろしくお願いいたします。

現在、スタジオワークを中心に、作曲・編曲家として活動しております。また、年に数回、ライブやコンサートでピアノやキーボードを弾いております。

私が音楽と出会ったのは、3歳の頃でした。(詳しくは、私のOfficial Websiteの「Biography」まで!)小学生の時に、某メーカーの電子オルガンを習い始め、高校在学中にはプロの演奏家として、コンサートやテレビなどで活動するようになっておりました。
そんな中、東芝EMIレコードから自分のアルバムを発売することになり、その時、初めて経験したアルバム制作の中で、一緒に演奏させていただいた「スタジオ・ミュージシャン」の方々とのセッションで、ものすご〜い感動と衝撃を受け、『自分で作った曲を、自分でアレンジして、こんなに「すご〜〜く上手い」スタジオ・ミュージシャンの方に演奏して貰い、「こ〜〜んな良い音のする」レコーディング・スタジオで仕事が出来たら、どんなにステキだろうぅ〜』という想いが募り、作家になることを決意!(途中経過、大幅に省略・笑)現在まで、どーにか(?)、作家として飯が食えている〜(^_^;)という次第でございます。

作家に成り立ての頃は、まったくこの業界のことは分かっておりませんでしたので、自分が演奏家としてやっていた頃の得意なジャンルの仕事ができるんだなろうなぁ〜と思っていたのですが、イヤイヤどーして。依頼される仕事の内容の幅は広く、作家になってから勉強したことの方が多かったように思います。

そんなクライアントからの「いろいろなリクエスト」や「いろいろな制約」、例えば・・・録音の際の編成や予算や、〆切(これが一番ハードな事が多い・汗。発注からレコーディングの日まで、ゆとりなんてものは無いもの!〜と考えた方が良い・笑)だとか、曲の時間制限〜、何秒何フレームだとか、この曲は演歌風に〜とか、もう少し「透明感のある感じ」とか、「もっとフレキシブルな感じ」とか〜etc・・・
そんな感覚的な(笑)表現を、具体的な音楽に自分で通訳しながら(笑)
要するに、職業作家は先方さんの要求に最大限応えて「なんぼ〜」という職業なのです。もちろん、その水準で・・・。
駆け出しの頃は、「でも、私はこうやりたい!こう考える」なんてことばかり考えていた(もちろん、するべき自己主張はしますが)のですが、段々経験を積んでくると、そんな「うひゃぁ〜」みたいなリクエストに応えていくことが、それをクリアしていくことが、メッチャ楽しくなってきたのです。録音が終わったときの、現場で皆さんが満足して、喜んだお顔を拝見することに、この上ない喜びと幸せを感じます。また、他の方は気づかない(?)と思いますが、毎回、アレンジ〜レコーディングというプロセスの中で、自分なりの音楽的な、かなり専門的な「こだわり」みたいなものを試したりしています。今日は、このオブリのライン試してみよう〜とか、1st.と2ndのラインを,ここからクロスさせて逆にしてみよう〜な〜んてね(笑)結果、うまくいってると、ひとりで「ニヤニヤ」したりしてます(^_^;)

今年あたりから、また少し「演奏活動」を増やそうかと思っております。

年に一度くらいは、ライブのプロデュース+演奏をしていますが、今は、Jazz Vocalの「原野カズヨシ」さん(ベテラン・シンガーです。元シャボン玉ホリデーという番組でフォーメイツというコーラスグループで活躍してました。ネイティブな英語で、ボビー・ダーリンのようなJazzを唄ってらっしゃいます)と、定期的にライブをやっていく予定です。

いろいろ苦労もありますが(笑)こんな風に音楽に携わっていける人生に、日々、感謝をしている私であります・・・  I Love Music!


★ホームページ  http://eriko-tsukayama.net/


※掲載は所属当時

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