会員レポート
当会が会員向けにご案内しているイベントのレポートをピックアップしてご紹介しています。
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●2014年9月5日 シンフォニックエンタテインメント vol.6 ゲネプロ見学
〔イベントに参加した会員の方からのレポートです。〕
渡辺俊幸先生がプロデュース、作編曲、指揮を兼ねる日フィルの「シンフォニック・エンタテインメント」。9月5日、本番に先立つゲネプロをオーチャードホールで見学させていただきました。ポップスやクラシックといったジャンルの垣根を取り払う試みは本会所属の先生方にとってひとつの大きなテーマと思われますが、渡辺先生が日フィルとタッグを組んでこうした目標に取り組み始めてから今年で6年目。毎年1度のコンサートを積み重ねることはたやすいことではないと推察しますが今年のプログラム、前半は迫力あるオーケストラサウンドを前面に押し出し、後半はゲストのヴォーカルグループLe Velvetsをフィーチャーした(とりわけ女性にとっては?)耳のみならず目でも楽しめるステージで、選曲も映画やミュージカルからクラシック、さらにはオリジナル楽曲まで、編曲の面白さ、奥深さを存分に楽しむことができる内容でした。ゲネプロ前半では日フィルが本番さながらに力のはいった演奏で渡辺先生のタクトに応えていたように見受けられました。一方、後半のゲストヴォーカルのパートではメンバー1名が不在であったり、大ホールゆえか大編成オーケストラとPAを使ったヴォーカルの音量バランスの調整に時間を要したりといった場面もありましたが、ゲネプロ見学に引き続き鑑賞した本番ではメンバーも全員揃って見事な仕上がりとなっており、プロのお仕事の一面を垣間見せていただいたような気がしました。本番にピークをあわせていくための取り組みを間近に見ることができた貴重なひと時でした。
●2014年7月18日 東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団第281回定期演奏会 チケットプレゼント
〔イベントに参加した会員の方からのレポートです。〕
【モーツァルト 「交響曲第1番」】
モーツァルトが8歳(!)のときに作曲したと言われる交響曲第1番。シンプルな構成ながらも、後の大作につながる片鱗が随所に見られます。珍しく、オーケストラの皆さんが全員起立しての演奏でした。着席しての演奏より、勢いやダイナミクスを感じることが出来ました。
【ショスタコーヴィチ「ヴァイオリン協奏曲第1番」】
作曲から初演されるまで、中央委員会に認められるのに7年もかかったショスターコーヴィチのヴァイオリン協奏曲第1番。ソリストは18歳の山根一仁さん。軽妙なスケルツォでは山根さんがオケを引っ張っていくような場面もあり、第3楽章では堂々としたカデンツァ、第4楽章ではオケとヴァイオリンとの見事が掛け合いで、プログラムで最も印象に残った演奏でした。
【バルトーク「管弦楽のための協奏曲」】
アメリカに亡命したあと、わずか二ヶ月足らずで作曲された「管弦楽のための協奏曲」は、世界中のオーケストラのレパートリーに入っているそうです。随所に管楽器のソロやペア演奏があるので、管弦楽の勉強にも適した曲だと思います。管楽器が大活躍のこの作品、特にファゴットやトロンボーンのコミカルな表現、終楽章での金管のカノンに改めてオーケストラの音色の多様性を感じ、印象深かったです。
【プレコンサート】
開演30分前にロビーで2曲のプレコンサートがありました。大ヒットのLet it goの弦楽四重奏版にロビーが大変盛り上がりました。
●2014年3月25日 JCAA for You 楽譜閲覧会
前半は、JCAA for You の会員同士で簡単な自己紹介をした後、気になる箇所を五線紙に書き取ったり、記号や記譜の意図を外山先生に質問しながら、部屋に広げられたスコアを自由に閲覧しました。後半は、外山先生の過去の作品を取り上げて、見やすいスコアを書くポイントや、現場で求められるスピード感、心構えなどを、さまざまなエピソードとともに教えて頂きました。
〔イベントに参加した会員の方からのレポートです。〕
今日はJCAA(日本作曲編曲家協会)のイベントで楽譜閲覧会というものに行ってきました。これはプロの方が書いたオーケストラなどの譜面を見て、先生が解説をしてくれるというものでした。学校で作曲について学んだわりに全然曲を書けていない自分ですが、これを機に曲を作っていこうと思いました。オーケストラの総譜の見方がよくわかっていなかったのですが、「まずは細かいところを見ずに景色を眺めるように、同じような形のところがあるかどうかそういったところを見てごらん」という言葉に気が楽になり、そのように見たところいろいろな発見がありました。「テンポはメトロノームの数字で最初に書く」、「1ページ目に楽器編成をしっかりと書く」といったことは、ぱっと見てわかるようにするために必要なことが勉強になりました。「ダイナミクスとアーティキュレーションは事細かに書く」という話の時に、この2つのことでスコアを書く時間の半分は割くと言っていて、それだけ大事なのかと思わされました。コードというものにとらわれていた自分ですが、ソプラノとバスを大切にしていればいいという旨のお話しがあり、もっと楽に、思い浮かんだように曲を作っていけばいいのだなと思いました。またこのような機会がありましたら参加したいです。もっと作曲について勉強していきたいと思います。
●2014年3月21日 ポピュラー・ミュージック・コレクションVol.2
〔イベントに参加した会員の方からのレポートです。〕
先日行われた、ポピュラー・ミュージック・コレクションVol.2に行って参りました。シャンソン、タンゴ、ラテンの三部構成で、この日は本当にたくさんの様々な曲を聴くことができました。中でも第二部の“Tango”では、平田耕治タンゴカルテットによる、4人の求心的なアンサンブルかつ、洗練された音で観客を魅了してくれました。
また、音楽に合わせてエンリケ&カロリーナペアのダンスもあり、本場のタンゴを感じれたように思います。後半にはスペシャルゲストとして、寺井尚子さんがカルテットに加わり、情熱的なリベルタンゴも聴くことができて大満足でした。
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●2014年9月5日 シンフォニックエンタテインメント vol.6 ゲネプロ見学
〔イベントに参加した会員の方からのレポートです。〕
渡辺俊幸先生がプロデュース、作編曲、指揮を兼ねる日フィルの「シンフォニック・エンタテインメント」。9月5日、本番に先立つゲネプロをオーチャードホールで見学させていただきました。ポップスやクラシックといったジャンルの垣根を取り払う試みは本会所属の先生方にとってひとつの大きなテーマと思われますが、渡辺先生が日フィルとタッグを組んでこうした目標に取り組み始めてから今年で6年目。毎年1度のコンサートを積み重ねることはたやすいことではないと推察しますが今年のプログラム、前半は迫力あるオーケストラサウンドを前面に押し出し、後半はゲストのヴォーカルグループLe Velvetsをフィーチャーした(とりわけ女性にとっては?)耳のみならず目でも楽しめるステージで、選曲も映画やミュージカルからクラシック、さらにはオリジナル楽曲まで、編曲の面白さ、奥深さを存分に楽しむことができる内容でした。ゲネプロ前半では日フィルが本番さながらに力のはいった演奏で渡辺先生のタクトに応えていたように見受けられました。一方、後半のゲストヴォーカルのパートではメンバー1名が不在であったり、大ホールゆえか大編成オーケストラとPAを使ったヴォーカルの音量バランスの調整に時間を要したりといった場面もありましたが、ゲネプロ見学に引き続き鑑賞した本番ではメンバーも全員揃って見事な仕上がりとなっており、プロのお仕事の一面を垣間見せていただいたような気がしました。本番にピークをあわせていくための取り組みを間近に見ることができた貴重なひと時でした。
●2014年7月18日 東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団第281回定期演奏会 チケットプレゼント
〔イベントに参加した会員の方からのレポートです。〕
【モーツァルト 「交響曲第1番」】
モーツァルトが8歳(!)のときに作曲したと言われる交響曲第1番。シンプルな構成ながらも、後の大作につながる片鱗が随所に見られます。珍しく、オーケストラの皆さんが全員起立しての演奏でした。着席しての演奏より、勢いやダイナミクスを感じることが出来ました。
【ショスタコーヴィチ「ヴァイオリン協奏曲第1番」】
作曲から初演されるまで、中央委員会に認められるのに7年もかかったショスターコーヴィチのヴァイオリン協奏曲第1番。ソリストは18歳の山根一仁さん。軽妙なスケルツォでは山根さんがオケを引っ張っていくような場面もあり、第3楽章では堂々としたカデンツァ、第4楽章ではオケとヴァイオリンとの見事が掛け合いで、プログラムで最も印象に残った演奏でした。
【バルトーク「管弦楽のための協奏曲」】
アメリカに亡命したあと、わずか二ヶ月足らずで作曲された「管弦楽のための協奏曲」は、世界中のオーケストラのレパートリーに入っているそうです。随所に管楽器のソロやペア演奏があるので、管弦楽の勉強にも適した曲だと思います。管楽器が大活躍のこの作品、特にファゴットやトロンボーンのコミカルな表現、終楽章での金管のカノンに改めてオーケストラの音色の多様性を感じ、印象深かったです。
【プレコンサート】
開演30分前にロビーで2曲のプレコンサートがありました。大ヒットのLet it goの弦楽四重奏版にロビーが大変盛り上がりました。
●2014年3月25日 JCAA for You 楽譜閲覧会
前半は、JCAA for You の会員同士で簡単な自己紹介をした後、気になる箇所を五線紙に書き取ったり、記号や記譜の意図を外山先生に質問しながら、部屋に広げられたスコアを自由に閲覧しました。後半は、外山先生の過去の作品を取り上げて、見やすいスコアを書くポイントや、現場で求められるスピード感、心構えなどを、さまざまなエピソードとともに教えて頂きました。
〔イベントに参加した会員の方からのレポートです。〕
今日はJCAA(日本作曲編曲家協会)のイベントで楽譜閲覧会というものに行ってきました。これはプロの方が書いたオーケストラなどの譜面を見て、先生が解説をしてくれるというものでした。学校で作曲について学んだわりに全然曲を書けていない自分ですが、これを機に曲を作っていこうと思いました。オーケストラの総譜の見方がよくわかっていなかったのですが、「まずは細かいところを見ずに景色を眺めるように、同じような形のところがあるかどうかそういったところを見てごらん」という言葉に気が楽になり、そのように見たところいろいろな発見がありました。「テンポはメトロノームの数字で最初に書く」、「1ページ目に楽器編成をしっかりと書く」といったことは、ぱっと見てわかるようにするために必要なことが勉強になりました。「ダイナミクスとアーティキュレーションは事細かに書く」という話の時に、この2つのことでスコアを書く時間の半分は割くと言っていて、それだけ大事なのかと思わされました。コードというものにとらわれていた自分ですが、ソプラノとバスを大切にしていればいいという旨のお話しがあり、もっと楽に、思い浮かんだように曲を作っていけばいいのだなと思いました。またこのような機会がありましたら参加したいです。もっと作曲について勉強していきたいと思います。
●2014年3月21日 ポピュラー・ミュージック・コレクションVol.2
〔イベントに参加した会員の方からのレポートです。〕
先日行われた、ポピュラー・ミュージック・コレクションVol.2に行って参りました。シャンソン、タンゴ、ラテンの三部構成で、この日は本当にたくさんの様々な曲を聴くことができました。中でも第二部の“Tango”では、平田耕治タンゴカルテットによる、4人の求心的なアンサンブルかつ、洗練された音で観客を魅了してくれました。
また、音楽に合わせてエンリケ&カロリーナペアのダンスもあり、本場のタンゴを感じれたように思います。後半にはスペシャルゲストとして、寺井尚子さんがカルテットに加わり、情熱的なリベルタンゴも聴くことができて大満足でした。
一般社団法人 日本作編曲家協会
東京都品川区西五反田2-13-8五反田山崎ビル407号
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